裸エルフ技術論

はじめに

裸エルフの重要な技術は"サポート","ポジショニング","逃げ"に大別されます。
極論、ヒールを考えなければG+A+を定期的にかけなおすことができれば
エナエルフとしての仕事はほとんどできてるといえ、
エルフは保身に使う時間をもっとも工面しやすい職業といえます。
つまり、サポートを素早く的確にすることで保身により重点をおいていくことが
パーティでの裸エルフの技術課題になります。
なお、この論は裸エルフ(攻撃に2発耐える耐久力)を想定して書いています。
そのため実際にはそぐわない部分も多いですが極端な例としては参考になると思います。

でかける前に

安定したパーティ構成を求めるには補助能力の限界を把握することが大切です。
5人パーティでヒールが必要なメンバーが二人以上で移動狩り、は
よほど慣れていてもかなりの集中力を使わねば安定しないでしょう。
自分の体調、狩り時間からも考えて的確なパーティ構成に近づける努力が必要です。

パーティリストの順序

パーティリストの並び順はそれを利用して補助をかける際の効率に大きく影響します。
可能な限り、その旨を伝えパーティリーダーにしてもらいましょう。
パーティリストの並びがそのまま魔法をかける順序になるので
そうすることで、マウスが届きやすさを考えて防御力順に並べるなど工夫することができます。
Wizを並べることでヒールを二人同時にもかけやすくなります

打ち合わせ

スムーズな連携には共通認識があることが前提です。
移動しながら狩るか、とどまって狩るかで心構えやポーションの割合まで変わってきます。
目的の狩場である程度察することはできるでしょうが、確認しておくのがベターです。
ヒールを誰に集中するか、どのくらいの頻度でかけれるか、テレポの使用を許可するかなど
打ちあわせてあとからもたつきで死亡者をだす可能性をつぶしておきましょう

サポートの技術

G+時間の確実な計測

G+A+は常に切らさないことが理想ですが、体感で正確に時間をはかるのは困難です。
ポジショニングにできるだけ時間を割くためにG+の絶え間ない連打もさけたいところです。
そこでゲーム内のふたつの機能を使って時間を計測します。
「マクロ」と「#による長時間表示発言」です。

  ・マクロ
  マクロはあらかじめ登録しておいた言葉をボタンの組み合わせで瞬時に発言することができる機能です。
  「/1 test」とタイプするとALTキーを押しながら「1」を押すことによりtestと発言されます。

  ・長時間表示発言
  「#」を頭につけて発言すると40秒程度頭上に発言が残る機能です。
  「#test」という書式で使います。

上記ふたつを組み合わせて、例えば「/1 #G+時間計測中」と登録し、
G+をかけなおす前にALT+1をおして発言しなおすことによりG+の時間を計測します。
長時間表示発言が消えるのは40秒ですからG+が切れる時間より体感10秒程度はやく、
頭上の「G+時間計測中」という発言が消えたのを確認してG+A+をかけなおします。

この方法を使えば逃げに集中しても移動中でもどのタイミングでG+が消えるか
正確に把握できるため、サポートにまわす意識をポジショニングに向けることができます。
G+が確実にかけれなければ意味が無いので「確実にかける」という心構えをもちましょう
文はなんでもよいので個性を持たせることで一度組んだ人に覚えてもらいやすいという利点もあります。

HIT確認

障害物などが原因でG+がかからない場面があります。
必ず目視して、G+がかかったのを確認することが大切になります。
確認には
・対象プレイヤーへのG+エフェクトを目視する
・自分にG+エフェクトがこないのを確認する
・確実にかかるかを障害物の位置などから考える
の3つの方法を使うことになります。
すこしでもかかったか不安に感じたらためらわずかけなすようにしましょう。

補助魔法のかけ方の選択

補助魔法には「プレイヤーをクリックしてかける」方法と
「パーティリストをクリックしてかける」方法があります。
前者はHIT確認がしやすく、状況把握もやりやすいというメリットがあります。
後者はマウス移動が楽で、G+を迅速に全体にかけれるというメリットがあります。
基本的に人数が少ないときは前者、多いときは後者がベターです。
状況に応じて使い分けましょう。

補助魔法移動打ち

逃げに特に有用なので後述します。

補助魔法をかける周期

補助魔法は50秒周期程度にかけるのが無駄がないとはいえますが、
かけなおす直前に敵に狙われるとその対応で仲間のG+を切らしてしまう場面もありえます。
防御力が皆無な裸エルフの場合いつでも逃げれるよう30秒周期程度にかけるのがベターです。
「G+時間の確実な計測」を併用し、かけれるときにかけておくようにしましょう

補助魔法をかける順序

周期と同様の理由で補助魔法はまずG+から全員にかけるのがベターです。
補助魔法をかけなおしてるタイミングで狙わてG+をきらさないためにです。
右上のパーティリストを利用していっきにかけましょう
G+を上からかけて、下からA+をかけるという形がスムーズです
順序をきめておくと中断されたときも途中からかけやすいというメリットもあります。

ポジショニング

ポジショニングについてはタゲ取り論を参考にされてください。
ここでは裸エルフを想定して補記します。

※この部分はタゲが攻撃によって移らない以前を想定して書いています
 現在でも厳密な動きとしては参考になるはずです

壁があう場合のポジショニング

基本的に壁があるならくっついて立てば間違いはありません。
ナイトが壁から5マス程度はなれてたっていたとしてくっついてたつと
タゲを取ってしまう境界線はナイトとの間、
つまり、壁から4.5マスはなれた平行線になります
壁にくっついてたつなら境界となる平行線は壁から3マスの距離になります
壁や障害物がない場所では二人でどうたっていようとタゲがくる確率は半分ですが、
壁に近づけば壁の分その確率は減るというわけです。
ナイトも壁に近づけば境界線が壁に近くなり、さらにタゲられる確率は減りますが、
あまりよりナイトが壁によりすぎても効率が悪くなるため、
Wizあるいはエルフに護衛役としてくっついてたってもらうのがベストのタゲ取り戦術になります。

障害物がない場合のポジショニング

壁が無い場合、パーティメンバーによってつくられる死角にもぐりこんでいくことになります。
メンバーが自分を囲んでいる状態がベストといえます。
このとき、メンバーがくっついてたってしまうとせっかくの死角がつぶれてしまうので、
あらかじめ1マス以上離れて立つようにお願いしておきましょう。

地形

壁は常に直線とは限りません、海では複雑に入り組んでいます
その際に危険なのは出っ張って角になっている地形です。
護衛役がいてもタゲが取れない死角ができやすいのででっぱりにたつのは避けましょう
逆にタゲをはずすときにはそのでっぱりが役に立ちます。
敵の移動の性質を利用して敵を誘導し、敵が移動を終える前に死角に移動するという作戦が有効です。

逃げ

逃げに関してはタゲ取り論を参照されてください
DEFが十分にあれば逃げずにヒールを連打するのがベターな選択ですが、
裸の場合、それでは天使が持たないため、逃げで被攻撃回数を減らす必要があります
スマートに逃げるにはタゲの先読みが不可欠です。
どこに沸いた敵が自分をタゲるのかあらかじめシミュレートしておきましょう。
何故タゲられたかが常に把握できる状態が理想です。
遠距離攻撃する敵が多数いる場合逃げずに再召喚によるタゲ移ししたほうがベターです

補助魔法移動打ち

Wizの悪霊歩き打ちと同じ要領でエルフも補助魔法を歩きながら打つことができます。

  ・手順
  (1)右クリックを押して魔法を発動する
  (2)右クリックを押したまま、左クリックを押して移動する

歩きながら発動するのは一発のみです。
(1)は、弓による攻撃、あるいは敵からののけぞりでも代用できるため、
タゲられたときにヒールを歩きながら使えば回復しつつ逃げれるため生存率があがります。
(1)と(2)のあいだに魔法を切り替えることが可能です
一発目にG+を発動させて、歩きながらA+をかけることもできます。
カーソルが他人にあっていれば他人にかけることができ、
一回分の動作で二人に補助魔法をかけれるため移動中に重宝します

G+A+をかけなおすとき以外は常にヒールを選択する癖をつけて
敵にタゲられたら右クリックをおしながら逃げれるよう練習しておきましょう

召還獣へのタゲ移し

タゲ取り論を参考にされてください

for Advance

サポート間隔の調整

「G+時間の確実な計測」を一行で表示する長さで登録しておけば、
二回発言すれば頭上にふたつ計測用メッセージが表示されることになります。
見た目的には同じ発言を連続発言してるようでよくないですが、
例えば、ナイトが敵の牽引に出る前に表示しておき、
30秒たってもどってこなかったとして仲間にG+をかけなおしたとしても
出発前に表示した計測用メッセージは残っているため
ナイトのG+が切れるタイミングを把握できます
この時間差の把握は移動狩りなどで応用が利き便利なので
連続発言でみためが悪いことも慣れることで抵抗を減らしておくのがベターです。

補助魔法移動打ちの応用

・前方二人に同時にG+をかける
まず一人にG+をかけ、右クリックを押したままもう一人にカーソルをもっていき、
左クリックで移動を開始することで自分以外に同時掛けができます

・ヒールをかけながら近づく
右クリックを押したままにし、左クリックを押して移動することで、
ヒールを連打したままヒールをかけてる仲間に隣接することができます。
微妙なポジショニングに便利です

敵の牽引、仲間へのタゲ移し

ターゲットが攻撃により移るようになったことでたとえDEFが2しかなくても
近接攻撃の敵であれば牽引可能になりました。
敵の移動の把握の法則を把握して、敵の移動地点を制御できるように意識して
TC中のナイト、悪霊を打ってるWizにタゲを渡せるよう練習しておきましょう。


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